骨盤は1つの骨から出来上がってるわけではありません。
ではいくつの骨からできあがっていると思いますか?
骨盤は左右の寛骨(腸骨・坐骨・恥骨)と尾骨と仙骨からなります。
それぞれの骨は靱帯によって連結固定されています。
特に後部左右にある仙腸関節と呼ばれる仙骨と腸骨を連結する関節は動きにくいと言われています。ただしこの関節も日頃の姿勢、出産によりズレが生じてきます。
ズレをそのままにしておくと腰や下肢にも影響が出てきます。
また、人間の背骨はどのようについているかご存知でしょうか?
簡単に言うと骨盤の上に乗っかっているんです。
背骨は骨盤側から 腰椎5個、胸椎12個、頚椎7個 となります。
さらにこれら1つ1つはネジや接着剤でくっついているわけでもなく筋肉、腱、靱帯によって連結され位置が保たれています。
つまり骨盤のズレが生じると、その上に乗っかる背骨ももちろんずれるわけですから、姿勢のズレへと影響してきます。
骨盤矯正といってもボキボキ鳴らすのだけが矯正ではありません。
欠点・悪いところなどを正常な状態に直すことがそもそもの矯正の意味です。
もちろん必要であれば鳴らす場合もあります。しかし必要なければ行いません。
まずは臀部及び下肢の筋肉を緩めていきます。
それで生活改善を行っていくことで、ある程度元の位置に戻ることはできます。
患者様が安心できるきちんとした骨盤矯正を行っていきます。